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紫陽花
アジサイの季節です。

もうシーズンが終わってしまったところもあるでしょうか?

ここ房総半島のアジサイと言えば、“麻綿原高原” が

よく知られています。

関東では、北鎌倉の明月院や箱根の登山鉄道沿線の

アジサイ群生が有名ですね。

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【麻綿原高原】(まめんばらこうげん)

麻綿原高原は大多喜町と天津小湊町にまたがる標高340mにある高原です。
日蓮上人が悟りを開いたとも言われています。
今は 『紫陽花』 の名所としても知る人ぞ知る場所です。
アジサイは、天拝園と呼ばれる妙法生寺境内が中心で、1953年(昭和28年)廃寺が再興された記念にアジサイが植えられたということです。関東の中では比較的遅い開花で、7月〜8月にかけて約2万株もののアジサイの花が咲き誇り、園内はアジサイ一面に包まれます。。ここは、環境庁選定の「日本の残したい音風景100選」の地でもあります。天然記念指定の『ヒメハルゼミ』の生息地域でもあります。山々に響き渡るヒメハルゼミの鳴き声をぜひ一度聞いてみてください。

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“会席亭かくじゅう”の紫陽花は

柏葉八重あじさい です。

柏葉八重紫陽花3.jpg

当店2階ホールに飾ってあるのは、

「柏葉八重アジサイ」 という紫陽花のひとつです。

可憐な白い花が幾重にも咲いて、とても清楚な

雰囲気の花です。

紫陽花の花ことばは、

「純真無垢」 「汚れのない心」 「純潔」 だとか…。

当店の従業員も、この気持ちを忘れずに、

お客様をお迎えしたいと頑張っています。
 
author:清衛門, category:花のたより, 19:00
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寒い春になりました
桜写真 

3月27日から 『東金さくら祭り』 です。

こんばんは。

めっきり寒くなりましたね……って、

冬の挨拶になってしまいました。

今晩はまるで冬に逆戻りしたような

寒い夜です。

前回のブログで、“寒くなったら桜が長持ちする”

などと書いたら、その通り冷え込んでしまいました。

おまけに、風が強くなって雨まで降り始めました。

「桜」、、、散らないか心配です。


日曜の求人広告に当店の募集を掲載しました。

日曜・月曜の両日とも応募が増えています。

“料亭の仕事は難しい”と、先入観で応募を

ためらう人が多いようですが、そんなことはありません。


仕事はどれもみんな同じだと思います。

難しいと言えば、どんな仕事だって難しいし、

楽しいと思えば、どんなにつらい仕事でも

楽しんでやれます。

簡単に言えば、

『自分の都合に合わせてくれる仕事なんて

絶対に無い』 ということですね。



当店の方針は、その人の隠された能力を

存分に引き出し、チャンスを与えて成長してもらう。

そんな環境を大切にしている店です。

そして、働く意志が強くて、健康で明朗なら、

年齢は一切問いません。

当店では、30歳代〜70歳代までの女性たちが

思う存分働いています。

ぜひ、応募してみませんか?

author:清衛門, category:花のたより, 23:47
comments(0), -, -
東金の桜、、満開です!
 東金の桜もほぼ満開になりました!

春爛満です。

中央公園しだれ桜

これは、サンピア前の中央公園のしだれ桜です。

もう1枚。



別アングルから撮ってみました。

こうして改めて見てみると、緑豊かな公園ですね。

さらに1枚。

椿&雪やなぎ入口前

当店2階入り口に飾ってある、椿と雪柳です。

山の椿ですが、もう終わり頃です。

今年は、例年より桜の開花が早いです。

観測史上2番目に早い開花だそうですね。


来週から 『東金さくら祭り』 が始まります。

八鶴湖を中心に毎年行っていますが、今年は

少し範囲が広がって、日吉台でも最終日に

食べ物関連のイベントがあるようです。


夜はグッと冷えて、風も吹かず、雨も降らずに

このまま、満開の桜がいつまでも見られると

いいですね。
author:清衛門, category:花のたより, 18:28
comments(0), -, -
春爛満です
 あたたかな春がいっぱいです。新1年制親子と桜

新入学のシーズンが近づいてきました。

今年も当店すぐそばの鴇嶺(ときがね)小学校の

通学路には、元気な新1年生たちの声が、

朝から響いてくるでしょう。


とても楽しみです。

先生たちも大変でしょうけれど、

みんな、元気でガンバレ!!
author:清衛門, category:花のたより, 06:53
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高砂ゆり を飾ってみました
 屋上に自然に咲いていた「高砂ユリ」を飾りました
                                                                                                                                          
高砂ゆりを飾りました


かくじゅう2階のホールに 『高砂ゆり』をアレンジしてみました。

行燈の明かりが強くて、少し逆光気味ですが、それなりに

雰囲気がでています。

普段は、カサブランカのユリを飾ることが多いのですが、

作られた花と違って、野性的でおもねる感じが無くて

それでいて、はかなさがあります。

日持ちが弱そうですが、お客様に楽しんでいただけると思います。


耐え偲ぶ  野の百合今朝は壺に入り

明日のはかなさ  高砂の帆に
author:清衛門, category:花のたより, 00:40
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旅人のユリが…
 高砂ゆりトップ使用
旅人のユリ

当店3階建ての店舗の横に、以前の旧店舗があります。
今は倉庫に使っている2階建ての建物です。
その屋上に、3年前から百合の花が咲いています。

名前を高砂百合と申します

葉が細く密集し、一般に売られている百合とは
だいぶ違います。

その名は、『高砂百合』 と言います。

原産地は台湾です。

台湾の固有種で、「タカサゴ」という名前の由来は、
沖縄方言などで台湾を指す言葉「タカサング」に
由来すると言われるからです。



原産地の台湾では「台湾百合」「高砂百合」と
呼ばれています。

高砂ゆり屋上


テッポウユリとよく似ていますので、日本では
葉が細く繁るので「ホソバテッポウユリ」と
呼ばれる場合もあります。


日本では園芸用に移入されたそうで、いわゆる帰化植物ですね。

野生化して全国に分布しています。



明るい原野や荒野で育つほど強く、海のそばから低地、高山帯に
至るまで広く分布しているそうです。


土地の開発などで分布が減少傾向ですが、とても強い品種で、
偶然できた空き地や荒地になった場所に突然出現することも
あるとのこと。



今朝の旧店舗屋上の写真です。

ただ、連作障害が出やすいと言われるので、一時的に根付きが
広がっても、数年後には姿を消す場合が多いようです。



種子がとても多く付き、種は新たな原野を求めて風に乗って
各地に飛んで行く。



辿り着いたその地で生育して一気に咲いて、数年経つと
また他の地へ旅立つように去ってゆく。


なんとロマンティックな花でしょうか。


高砂ゆりスジ
(高砂百合の特徴のうす紫色のスジ)



屋上には、花壇も土もありません。
でも、長年舞い上がった砂が少しずつ堆積した場所が
ありました。

そこに、雨がたまり、コケが生えて、雑草が芽吹き、
植物が生育する環境ができたのでしょう。


朝から夕方まで、ずっと太陽に照らされて、雨がいつ降るなど
何の保障もありません。

それでも少ない土の中で、球根を根付かせていたのですね。



数年後には、他の地へ旅立ってゆくと聞きます。

ボヘミアンなユリですね。

少し摘んで、店に飾りましょうか…。

高砂ゆり1
2012年8月21日 AM6:30撮影

author:清衛門, category:花のたより, 06:34
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